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2013年度道北地区支部春季セミナー実施報告

さる5月18日(土)、旭川市民文化会館にて2013年度の春季セミナーを実施し、50名の参加がありました。
今回のセミナーでは、今年5月より開設された旭川成年後見支援センターの取り組みについて、同センター長の箭原実氏にご講演をいただきました。
旭川成年後見支援センターは、旭川市及び周辺7町の委託を受け旭川市社会福祉協議会が運営しています。旭川市社会福祉協議会においては平成21年度よりスタートさせた第4期地域福祉実践計画のなかで「権利擁護に関する支援の充実」への取り組みが明記されたことにより、本格的にその取り組みが行われており、道内外の他市の権利擁護への取り組みの調査検討や、旭川福祉後見支援研究会への参加など通して、総合的な窓口としてのセンター設置が必要だという方向性を確立し、関係機関の間での協議を経て今回のセンターの開設に至ったことや、また、センターのあり方として、単に成年後見制度を活用するだけではなく、個別課題を地域の課題として捉え、関係機関の横のつながりの強化や市民への後見制度の啓発などにも力を入れ、地域全体としての取り組みを進めていくことの重要性について理解を深めました。
また、講演後には参加者との積極的な意見交換が行われました。
なお、講演の前段には会員を対象として、共通研修課程修了申請と専門分野別研修課程認定申請について、馬場支部長より説明を行いました。

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講師の箭原実氏

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セミナーの様子

2013年度道北地区支部春季セミナーのお知らせ

スーパーコピーKURONO BUNKYŌ TOKYO「クロノグラフ 3 HISUI:翡翠」

クロノグラフ 3 HISUI:翡翠について ― 浅岡肇

3年ほど前(2023年現在から)、能登に漆の技法研究のために出向いたことがあります。その帰りに富山の通称「翡翠海岸」に寄ってみることにしました。翡翠海岸はその名の通り翡翠を拾うことのできる海岸で、散歩がてらにトレジャーハンティングしようと思ったのです。翡翠海岸は無数の小石の海岸でした。いずれの石も互いが擦れ合って削られた結果、丸みのある優しい形をしています。たとえ翡翠でなくとも、石というものは美しいと思います。しばらく海岸を散歩していると、波打ち際に魚が打ちあがっているのを見つけました。それは30cmほどの小さなマンボウでした。マンボウは水族館でもなかなか見られない珍しい魚です。まだ生きており、思わず見入ってしまいました。そして、そのマンボウの鰭に薄緑色の小さな石を見つけたのです。それは翡翠でした。翡翠はとても硬いので、他の石とはその丸みの表情が違います。私がその翡翠をそっと拾いあげると、そのすぐ後に大きな波が来てマンボウを海にさらっていきました。しばらくすると、海水で濡れていた翡翠は乾いてさらに淡い色になりました。太陽にかざすと、少し透けて見えます。一般に宝石は磨かれて美しく光っていますが、こうした「原石」にも素朴な美しさがあると思います。この淡い色合いを文字盤に生かすことはできないか? 帰りの新幹線の中で翡翠を眺めながら思いました。今回の「クロノグラフ 3 HISUI:翡翠」は、文字盤にこの翡翠の原石の色合いを再現することを試みました。いつものように、調合した塗料サンプルを数多く作り、検討を重ねました。しかし、単一の色合いでは天然石の表情に迫ることが難しく、そこで、今回は複数の色を点描することで石の色合いを追求しています。この文字盤の色は、あの日、マンボウが届けてくれた翡翠の色です。

スーパーコピー 代引き

「クロノグラフ 3 HISUI:翡翠」注文受付時間
第1回目 2023年11月21日(火) 午前11時~(日本時間)
第2回目 2023年11月21日(火) 午後11時~(日本時間)
※このたびは、同日2回の販売時間を設けています。

発送日:2023年12月25日(月)までにお届け予定です。


日本にお住まいの方限定先行販売
期間:2023年11月11日(土) ~ 11月21日(火)
場所:KURONO TOKYO AOYAMA SALON
数量限定・店頭にて先着順・優先発送
先行販売ではご注文時に全額のお支払いをお願いいたします。店頭でのみ受け付けております。

KURONO BUNKYŌ TOKYO(クロノ ブンキョウ トウキョウ) 2023新作 KURONO BUNKYŌ TOKYO「クロノグラフ 3 HISUI:翡翠」
実機プレビュー
KURONO TOKYO AOYAMA SALONにて、実機を下記の日時よりご覧いただけます。
[日時] 2023年11月11日(土) 11時~
[場所] KURONO TOKYO AOYAMA SALON
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10-22
TEL:03-6823-8358
営業時間:11時~19時(日曜、祝日定休)

スーパーコピー 代引き
クロノグラフ 3 HISUI:翡翠
ケース径:38.0mm
ケース厚:13.9mm(風防含む)
ケース素材:ステンレススチール(316L・鍛造)
防水性:3気圧
ストラップ:カーフレザー
ムーブメント:自動巻、Cal.NE86、約45時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、34石
仕様:時・分・秒・日付表示、クロノグラフ、ボックスサファイアクリスタル風防、日本製
価格:561,880円
※ご注文時に商品代の50%、商品発送時に残りの50%をお支払いいただきます。

平成24年度(第11回)高齢者障害者の権利擁護セミナー実施報告

3月16日(土)、旭川市大雪クリスタルホールにて「平成24年度高齢者障害者の権利擁護セミナー」(主催:旭川弁護士会高齢者障害者権利委員会・公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート旭川支部・社団法人北海道社会福祉士会道北地区支部・日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)・旭川市)が開催されました。「高齢者障害者の権利擁護セミナー」としては今回で11回目となりますが、今年度は旭川市とも共催となって、「旭川市成年後見制度講演会」としても位置づけて開催しました。
旭川市内を中心にしながらも、遠方からの参加者もちらほら見られ、約290名の方が参加した今回のセミナーでは、最初に旭川家庭裁判所の次席家庭裁判所調査官椎野肇氏から、「成年後見制度 ~高齢者や障がいのある方の生活や財産を守るために~」と題して、成年後見制度の概要や実際の申し立て手続きの流れ等を説明していただきました。
続いて、上川圏域障がい者総合相談支援センター~ねっと~の山形千都子氏から、「障害者虐待防止法と地域での取り組み」と題して、障害者の権利擁護や障害者虐待防止法の概要について説明いただいたほか、虐待はどのようなものがあってどのように起きてしまうのか、上川圏域での虐待防止の取り組みの内容等についても説明していただきました。
若干の休憩を挟み、弁護士・司法書士・社会福祉士の専門職有志による、成年後見制度の活用が見込まれる事例を題材にした寸劇「こうして権利は守られた」が披露され、社会福祉士会からは早苗会員と綱渕会員が出演しました。一般の人にはなかなかなじみの薄い成年後見制度を、身近にありふれた事例を元にして理解することの出来る寸劇になったのではないかと思います。
休憩を挟んで最後に、「みんなで支える成年後見制度」と題した座談会を実施し、あさひかわ法律事務所の東明香弁護士、岡田新経司法書士事務所の岡田新経司法書士、(社)北海道社会福祉士会権利擁護センターぱあとなあ北海道運営委員の平川俊彦氏(社会福祉士)、旭川市福祉保険部次長の天野裕次氏にご登壇いただき、旭川大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科教授の白戸一秀氏(社会福祉士)の進行により、成年後見制度のあり方や活用についての議論を深めていきました。
また、セミナー後の懇親会には、関係団体の会員など約30名の参加があり、夜遅くまで交流が深められました。

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制度説明の講師
旭川家庭裁判所次席家庭裁判所調査官 椎野肇氏

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講演の講師
上川圏域障がい者総合相談支援センター~ねっと~ 山形千都子氏

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寸劇の様子

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座談会の様子

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会場の様子

上川中部ブロック活動『第11回ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、第11回を2月27日に、旭川市の市民活動交流センターCoCoDeにて開催しました。
第11回のテーマは『対人援助職として悩むこんな時・・・』としました。今回は「ワールド・カフェ」という方式を取り入れて「楽しむ」ことも目標のひとつとし、色々な『題目』を挙げ、各グループ席替えを行いながら話しをしました。
当日の参加者は、当協会社会福祉士や非会員、MSWとして働く方やPSW(精神保健福祉士)など、他職種他団体含めて27名の参加となりました。色々な題目の中には、「利用者最善の利益と支援の方向性の対立について」という専門職として考え悩むことから、「旭川の人口流出についてどう思いますか」という地域の話題まで、色々なことについて話し合い、新たな発見やネットワークづくり、そして「楽しむ」ということを共有した時間でした。
今年度は今回で最後となりましたが、次年度もリラックスした雰囲気の中で、自分たちの意見を話し合い、情報の共有や発見、ネットワークづくりの出来る『サロン』という形を継続しながらも、新たな取り組みを行っていきたいと思っています。

上川南部ブロック活動研修実施報告

2月23日(土)午後、富良野市の地域交流ホーム北の峯山荘において、上川南部ブロック活動として研修会・情報交流会を開催しました。当日は会員5名、有資格者2名の計7名の参加がありました。
上川南部ブロックは、南富良野町社協で以前から法人後見を受任されており、数年前のブロック活動でも南富良野町社協での成年後見の取り組みについて研修会を開いた経緯があり、次年度から富良野市社協でも法人後見を実施することとなるため、今回の研修会では富良野市在住の方の成年後見人を受任されている旭川市社会福祉協議会の箭原実氏(ぱあとなあ道北会員)を講師としてお招きし、「富良野市の成年後見制度について」と題して実施しました。
研修では、講師の箭原氏が今まで受任された3件のケースについて、受任された経緯から後見内容、後見終了(1ケースは現在も後見を継続中)までのことについて、説明していただきました。少人数であったことや、事前に、箭原氏から随時質問などをしても構わないことが伝えられていたためか、参加者からは積極的に質問や意見などが出ており、その都度丁寧に説明をしていただきました。箭原氏からは、後見人活動を行っている中で感じられる課題として、親族がいないケースの死後の準備や、逆にいる場合の準備、被後見人の家族も視野に入れた支援計画、障害者・未成年後見の場合の後見人の責務(後見人の方が先に老いてしまう)、施設利用者の成年後見人の施設との信頼関係の構築、QOL向上への想い等、多くの課題を抱えていることについて話があり、参加者からも今後の法人後見の活用、他職種との連携の重要性等、多くの議論があがった研修となりました。研修の中では次年度のブロック活動の計画を立てる時間も予定していましたが、予定時間を超えてもさまざまな視点からの意見や課題があげられた研修会となりました。

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また、研修会終了後に場所を移して行った情報交流会では、講師の箭原氏も最後までお付き合いいただき、各会員・有資格者が抱えている悩みや現在の状況、また、上川南部ブロックとしての今後について熱い議論が交わされ、数少ない上川南部ブロックの会員ではありますが、今後についても情報交流の場としてブロック活動を継続できればという結論に至りました。

平成24年度高齢者障害者の権利擁護セミナー開催のお知らせ

道北地区支部では、旭川弁護士会、(公社)成年後見センター・リーガルサポート旭川支部(旭川司法書士会)、日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)と、これまで10回にわたり共催し、今年で第11回目を数えることとなる「高齢者障害者の権利擁護セミナー」を、今年度は旭川市とも共催とする形となり旭川市成年後見制度講演会としても位置づけ、次のとおり開催いたします。
今年は、「なくそう虐待 みんなの愛が支える成年後見」をテーマに、成年後見制度の制度説明と講演、そして成年後見制度の活用の例をわかりやすく表現した寸劇と座談会を行います。詳細につきましては以下の内容及び案内文のファイルをご覧ください。
多数の皆様のお申し込みをお待ちいたしております。
※3月8日に定員に達しましたので、受付は締め切りとなりました。申し訳ありません。

日時 2013年 3月16日(土)13:00~16:30
    12:30 受付開始
    13:00 開会
    13:10 制度説明
            「成年後見制度 ~高齢者や障がいのある方の生活や財産を
            守るために~」
            旭川家庭裁判所
              次席家庭裁判所調査官  椎野 肇 氏
    13:50 講演
            「障害者虐待防止法と地域での取り組み」
            上川圏域障がい者総合相談支援センター~ねっと~
              山形 千都子 氏
    14:30 休憩
    14:40 寸劇
            「こうして権利は守られた」
    15:00 休憩
    15:10 座談会
            「みんなで支える成年後見制度」
            (登壇者)
            あさひかわ法律事務所
              東 明香 氏 (弁護士)
            岡田新経司法書士事務所
              岡田 新経 氏 (司法書士)
            (社)北海道社会福祉士会
             権利擁護センターぱあとなあ北海道 運営委員
              平川 俊彦 氏 (社会福祉士)
            旭川市福祉保険部次長
              天野 裕次 氏
            (進行)
            旭川大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科
              教授  白戸 一秀 氏 (社会福祉士)
    16:30 閉会予定
場所 旭川市大雪クリスタルホール 大会議室(旭川市神楽3条7丁目)
費用 無料

申し込み先等、セミナーの詳細については、次に添付した開催要項↓(PDF形式)をご覧ください。昨年度までと申込先が変更になっておりますので、ご注意ください。
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(4ページ目が参加申込書になっています)

交流事業「ワーカーズ・サロン」(上川中部地区ブロック活動)のお知らせ

上川中部地区ブロックにおいて、北海道医療ソーシャルワーカー協会北支部などと連携し、研鑽・交流の場となることを目的に2010年度から実施している「ワーカーズ・サロン」ですが、次回の開催案内についてお知らせいたします(社会福祉士会においては上川中部地区ブロック活動としての位置づけ)。上川中部地区の会員を対象としておりますが、同エリアの未入会の社会福祉士の方の参加についても歓迎いたしますので、対象となる方はぜひご参加ください。

次回は2月27日(水)に19:00~20:30の予定で開催されます。今回のテーマは「対人援助職として、悩むこんな時・・・」です。詳細につきましては、添付したPDFファイルをご覧ください。

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道北地区支部秋季セミナー(市民公開セミナー)実施報告

2012年11月10日(土)、稚内市総合福祉センターにおいて、秋季市民公開セミナー「市民権利擁護セミナーinわっかない」を開催し、会員、関係機関、一般市民あわせて40名の参加がありました。
このセミナーでは、「高齢者・障害者虐待の現状と課題」をテーマに、まず「地域包括支援センターからみえる高齢者虐待の現状について」と題して、旭川市神楽・西神楽地域包括センター所長の今井敦氏に、高齢者虐待防止法及び高齢者虐待の状況や虐待が起こる理由等について、事例をもとに分かりやすくご説明いただきました。続いて「障害者虐待防止法と地域での取り組み」と題して、上川圏域障がい者総合支援センター「ねっと」の山形千都子氏に、2012年10月から施行された障がい者虐待防止法及び虐待防止施策や当事者への周知と権利を守るための活動や虐待防止の取り組み等について、詳しくご説明いただきました。最後に、「北海道社会福祉士会権利擁護センターぱあとなあ北海道の取り組み」と題して、北海道社会福祉士会ぱあとなあ道北代表の平川俊彦氏に、成年後見制度及びぱあとなあ北海道の活動内容や課題等についてご説明いただきました。
3名の講師の方には、高齢者・障害者虐待の現状と課題について、事例を通して一般市民の方々にもとても分かりやすくご講演いただきました。

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会場の様子

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

上川中部ブロック活動『第10回ワーカーズサロン』実施報告

2012年12月20日、道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『第10回ワーカーズサロン』を開催しました。
今回は『保護受給者自立支援の現場で「新しい公共」に期待される役割とは?』と題して、一般社団法人釧路社会的企業創造協議会事務局担当の櫛部武俊氏をお招きして、同協議会が実践されている「生活困窮者の生活支援」、「生活保護受給者の社会的な居場所作り」、「地域の中間的就労を発掘し求職者の受け皿となることを目指す取り組み」について講演をしていただきました。
講演後は、現状や今後の動向などを踏まえ「保護受給者の自立支援」という機能が民間に委ねられる場合、受け皿となる民間の支援団体に期待される役割とはどのようなものかなどについて、行政、医療機関、就労支援を実践している機関などから参加いただいた49名の参加者をグループ分けし、櫛部氏との質疑も交えながら自由な意見を交わして情報を共有することができました。

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会場の様子

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

上川中部ブロック活動『第9回ワーカーズサロン』実施報告

2012年10月24日に、道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『第9回ワーカーズサロン』を旭川市市民活動交流センターCoCoDeにて開催しました。テーマは『旭川市(若しくはお住まいの市町村)に新しく必要なサービスとは?』と題して、社会福祉士やMSW、精神保健福祉士などの専門職だけでなく、これから資格を目指そうとしている方々など22名の参加がありました。
制度の狭間で困っていたことや、支援できない壁にぶつかっていたことなど、このような場を通じて、他職種が集まることにより、様々な資源・情報の共有や、こういうものがあったらいいのに、という希望など最後まで自由に意見を交わすことができました。また、違う職種であってもお互いに悩みを共有することで、自分たちの得意な分野があることや、そうでないときには何処に繋ぐとスムーズなのかということの発見があり、連携を作るきっかけにもなりました。

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。