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上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、さる7月14日に、旭川市市民活動交流センターCoCoDeにおいて開催いたしました。第21回となる今回は、昨年12月の第19回にて実施したテーマの続きとして、『顔の見える連携 障害者・高齢者の性と恋愛編vol.2』をテーマに開催いたしました。
当日は28名の方の参加があり、ワールドカフェ方式での交流を行いました。各グループでは他職種ならではの性や恋愛についての体験談や具体的な対処法が活発にディスカッションされました。
次回のワーカーズ・サロンは、11月に「食」をテーマとして開催する予定ですので、皆様お誘いあわせの上での参加をお待ちしております。

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

青年部研修会「各分野で活躍している社会福祉士の仕事を知ろう!」実施報告

さる6月4日土曜日、春季セミナーと同日の午前中に、旭川勤労者福祉会館で「各分野で活躍している社会福祉士の仕事を知ろう!」と題して青年部の研修会を開催いたしました。昨年度から始まったこの青年部の研修も3回目となり、昨年度から継続的に参加されている方や今年3月に合格し会に登録された方など、主に若年層や経験年数が少ない方を対象として、18名の参加がありました。
地区支部幹事のうち、高齢者・障がい・医療・成年後見・行政の各分野で仕事に就いている方々が、自分の経験談や仕事のやりがい、よかったこと、参加者へのメッセージなどを紹介し、各分野の社会福祉士の業務内容について理解を深め、自分の分野以外での社会福祉士像を知ることができる研修会となりました。
研修後は午後から春季セミナーもあることから、会場内のレストランにて、ランチョンミーティングとして、食事をしながら名刺交換や意見交換を行うなど、有意義な時間を過ごすことができました。
次回も、若年層の方にとって有意義な交流・情報交換の場となるような企画をしていきたいと考えています。

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お話しいただいた幹事の皆さん

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

2016年度道北地区支部春季セミナー実施報告

さる6月4日(土)、旭川勤労者福祉会館大会議室において、2016年度道北地区支部春季セミナーを開催し、64名の参加がありました。
今回のセミナーでは「罪を犯した人に福祉は何ができる?」をテーマとして、基調講演とパネルディスカッションの二部構成としました。
基調講演では、日頃刑務所や少年院、保護観察所などと連携して罪を犯した人の支援を実践されている、北海道地域生活定着支援札幌センター センター長の石井隆氏をお招きし、いわゆる入口支援と出口支援について、ご講演をいただきました。出口支援については地域生活定着支援センターの業務についてを中心に、現状を交えて詳細にお話しいただきました。また、石井氏ご自身も実践の中で理解されていったとおっしゃる入口支援にかかわる刑事手続については、今後、福祉関係者の知識として必要であるとして、初めて聞く方にもわかりやすくご説明をいただき、大変勉強になりました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターを旭川大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科の朴姫淑(パクヒスク)准教授にお引き受けいただき、パネリストとして、旭川市神居・江丹別地域包括支援センター センター長の林和典氏、日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)常勤弁護士の富田佳佑氏、札幌刑務所札幌刑務支所 社会福祉士の佐藤珠美氏、そして基調講演をお願いした石井隆氏にも加わっていただきました。まずはパネリストのみなさんよりテーマに関わる実践の報告や話題を提供していただき、支援の実情を理解しました。その上で、セミナー参加者からの質問にパネリストが応えたり、パネリスト同士で質問しあったりしながら、テーマについてより議論を深めていきました。最後のまとめに、コーディネーターの朴先生が「罪を犯した人に福祉は何ができる?」のテーマの答えとして「何かができる!」とパネルディスカッションを結んでくださったのが、大変印象的でした。

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基調講演講師の石井隆氏

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コーディネーターの朴姫淑(パクヒスク)氏

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パネリストの皆さん

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セミナーの様子

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