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第14回高齢者障害者の権利擁護セミナー開催のお知らせ

道北地区支部では、旭川弁護士会、(公社)成年後見センター・リーガルサポート旭川支部(旭川司法書士会)、日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)と共催で、今年で第14回目を数えることとなる「高齢者障害者の権利擁護セミナー」を、次のとおり開催いたします。
今年は、「地誰もが暮らしやすい地域を目指して」をテーマに、成年後見制度の制度説明やパネルディスカッション等を行います。詳細につきましては以下の内容及び案内文のファイルをご覧ください。
多数の皆様のお申し込みをお待ちいたしております。

日時 2016年 2月13日(土)13:30~17:00
    13:00 受付開始
    13:30 開会
    13:35 制度説明
            「成年後見制度に関する制度説明」
            旭川家庭裁判所
              訟廷管理官  鈴木 啓司 氏
    14:25 制度PR
            「日本司法支援センター(法テラス)のご案内」
            日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)
              常勤弁護士  富田 佳佑 氏
    14:40 行政説明
            「障害者差別解消法の概要について」
            旭川市福祉保険部障害福祉課
              課長  高桑 和寿 氏
    15:25 休憩
    15:40 パネルディスカッション
            「私たちが感じたこと」
            【コーディネーター】
            多機能型事業所ファブリカ
              施設長  柴田 淳 氏 (社会福祉士)
            【パネリスト】
            障がい者本人活動の会・北風の会
              副会長  山田 恵子 氏
            CILラピタ
              代表  佐藤 祐 氏
            ぽかぽかハートのつどい
              会長  中島 邦宏 氏
    17:00 閉会予定
場所 旭川市大雪クリスタルホール 大会議室(旭川市神楽3条7丁目)
費用 無料
定員 180名

申し込み先等、セミナーの詳細については、次に添付した開催要項↓(PDF形式)をご覧ください。
ファイル 188-1.pdf
(4ページ目が参加申込書になっています)

※定員に余裕がある場合は当日参加も受け付ける可能性がありますが、あらかじめ事前のお申し込みをお願いいたします。

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【お詫び】
「こうほう旭川市民 2016年1月号」30ページ「市民の広場」の記事において、当セミナーを掲載していただきましたが、当該記事には参加費500円と記載されております。
これは、当該記事への掲載を依頼していた時点では、昨年度まで同様に参加費をお支払いいただくことで準備を進めていたところ、主催団体間で打ち合わせを重ねていく中で、ご案内の直前になって参加費を徴収しないことを決定したため、記載内容が異なることとなってしまったものです。
したがって、当該記事の参加費の項目がこのご案内と異なっているのは、主催団体における直前の変更が原因であり、旭川市様には何ら不備があるものではありませんので、こちらにてお知らせいたします。
直前の変更により、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

上川南部地区ブロック活動(研修会・情報交流会)のお知らせ

上川南部地区ブロックでは、2月に研修会・情報交流会を実施する予定にしておりますので、お知らせいたします。上川南部地区(ブロック活動においては美瑛町以南)会員を対象とはしておりますが、ブロック外の会員の方、入会予定の方、未入会の社会福祉士の方の参加についても歓迎いたします(ただし会の趣旨上社会福祉士の方に限らせていただきます)ので、対象となる方はぜひご参加ください。

日時 2016年2月27日(土)15時15分~(15時受付開始)
場所 富良野市社会福祉協議会(富良野市住吉町1番28号 地域福祉センター「いちい」内)
費用 研修会:無料、情報交流会:4,000円程度

詳細は次の↓案内文(PDFファイル)をご覧ください。
ファイル 187-1.pdf

参加を希望される方は、案内文の参加申込書にて、2月21日(日)までにお申し込み願います。

上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、さる12月3日に、旭川市の旭川市市民活動交流センターCoCoDeにて実施いたしました。第19回となる今回は、『顔の見える連携~障害者・高齢者の性と恋愛編~』をテーマとしました。オリエンテーションとして世話人の一人である当地区支部の山田幹事より障害者・高齢者の性と恋愛についての実体験をお話ししていただいた後、ワールドカフェ方式での交流会を行いました。当日は41名の方が参加され、参加者個々の現場での体験談や考え方の話で盛り上がりをみせる中、真面目な話も合間に交え、たくさんの気づきを得ることができたものと思います。
次回以降も、連携を深めたいと思っている方であれば、会員の皆様のみならず、団体に所属していない方まで、ぜひお誘い合わせの上参加していただければ幸いです。

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会場の様子

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会場の様子

2015年度道北地区支部秋季セミナー(市民公開セミナー)実施報告

さる11月7日(土)、名寄市立大学にて2015年度の秋季市民公開セミナーを実施し、会員、同大学の学生、民生委員、一般市民など合計123名が参加しました。今回の秋季セミナーでは生活困窮者のうち特に子どもと女性に焦点を当て、生活困難の実態や課題などについて理解を深めました。
市民公開セミナーでは、まず同大学社会福祉学科の吉中季子准教授より「女性と子どもの生活困窮の背景と課題」をテーマに講演していただきました。貧困格差が広まる中、子どものいる世帯のうち特に母子世帯の貧困率が高いこと、また、母子世帯は非正規労働の割合が高いため、ワーキングプア層全体に比べ就労時間が長いのにも関わらず生活困窮に陥っていることを説明していただきました。また、ワーキングプアに陥る原因の一つである離婚の背景に、夫によるドメスティックバイオレンス(DV)が潜在化しているとし、「被害者でありながら、ほぼ女性が家を出ている。仕事、友人関係、子どもの学校など自分自身の社会資源を全て断ち切って逃げなければならず、保護されてもなお、孤立した状態は長期にわたって続くのが実態」などと経済面以外での生活の困難さについてお話しいただきました。
続いて、同大学社会福祉学科の小野川文子准教授より、「病気と障害のある子どもの発達と生活の貧困とその支援」をテーマに講演していただきました。障害児(肢体不自由特別支援学校在籍)の家族実態として一人親家庭の割合が高く、さらに子どもの介助のため働きたくても働けず経済的な困難さを抱えている方が多くいること等について実例を挙げながら解説していただきました。また、重度の障害がある子どもがいる家庭ほど介助関係が依存的になり、適切なサービス利用に結び付きにくいといった、家族依存型福祉制度の問題について指摘されました。

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講演の様子

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会場の様子