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ワーカーズサロン(上川中部ブロック活動)実施報告

去る2月29日(水)、旭川市CoCoDeにて、道北地区支部と北海道医療ソーシャルワーカー協会北支部の共催による今年度3回目(開始から通算第7回)のワーカーズサロン(社会福祉士会は上川中部ブロック活動としての位置づけ)を実施しました。
ワーカーズサロンとは、道北地区支部と北海道医療ソーシャルワーカー協会北支部の連携を深めるための合同交流会です。両会員が共に交流し、学びあうきっかけとなる機会提供の場として企画しています。今回のテーマは「あさひかわ福祉後見支援センター構想について」であり、会員、世話人含めて計38名の参加がありました。旭川大学保健福祉学部教授の白戸一秀氏をお招きし、あさひかわ福祉後見支援センター構想について両会員に周知する場となりました。
あさひかわ福祉後見支援センターとは、成年後見人申し立て支援や利用支援、他職種とのリンキングやネットワーク形成を、成年後見人制度を通じて支援するという広角的、横断的な立場に立つ支援センター構想です。旭川市において、市民後見人育成も含めて成年後見人支援の中核となる社会資源設立を目指しています。社会福祉士会を含めた福祉団体や、法律団体、その他関係団体と共に進めている現在の状況を白戸教授から会員に周知していただきました。
サロンでは、参加者からも多くの意見が出ました。申し立て支援で最も困難な課題が、後見人決定までの時間が長すぎるという課題です。そうした後見人決定までの過程で合理的な役割を担う期待もセンターにはされていると、今回のサロンにて学ぶことが出来ました。今後、定期的に当センター構想の近況報告を行わなければならないと感じました。会員全員が当事者意識を持って、この構想を一緒に考える基盤を作るためにもサロンを通じた情報提供が必要と感じた今回のテーマでした。
今後も又、様々なテーマと会員内からの講師を招いて交流や意見交換を中心とした場の提供を目指していきたいと思いますので、是非、ご参加ください。

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講師の白戸教授

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会場の様子