記事一覧

2013年度道北地区支部春季セミナー実施報告

さる5月18日(土)、旭川市民文化会館にて2013年度の春季セミナーを実施し、50名の参加がありました。
今回のセミナーでは、今年5月より開設された旭川成年後見支援センターの取り組みについて、同センター長の箭原実氏にご講演をいただきました。
旭川成年後見支援センターは、旭川市及び周辺7町の委託を受け旭川市社会福祉協議会が運営しています。旭川市社会福祉協議会においては平成21年度よりスタートさせた第4期地域福祉実践計画のなかで「権利擁護に関する支援の充実」への取り組みが明記されたことにより、本格的にその取り組みが行われており、道内外の他市の権利擁護への取り組みの調査検討や、旭川福祉後見支援研究会への参加など通して、総合的な窓口としてのセンター設置が必要だという方向性を確立し、関係機関の間での協議を経て今回のセンターの開設に至ったことや、また、センターのあり方として、単に成年後見制度を活用するだけではなく、個別課題を地域の課題として捉え、関係機関の横のつながりの強化や市民への後見制度の啓発などにも力を入れ、地域全体としての取り組みを進めていくことの重要性について理解を深めました。
また、講演後には参加者との積極的な意見交換が行われました。
なお、講演の前段には会員を対象として、共通研修課程修了申請と専門分野別研修課程認定申請について、馬場支部長より説明を行いました。

ファイル 122-1.jpg
講師の箭原実氏

ファイル 122-2.jpg
セミナーの様子