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2017年度道北地区支部春季セミナーのお知らせ

道北地区支部では、5月20日に春季セミナーを実施いたしますのでご案内いたします。未入会(非会員)の社会福祉士の方もご参加いただけますので、ぜひご参加ください。なお、会員の方につきましては支部全体会のご案内等もありますので、会員専用ページをご覧ください。

【日程】
2017年5月20日(土)
春季セミナー               13:30〜16:00
 (基調報告)
  「南富良野町における災害の経過報告」
   報告者  南富良野町地域包括支援センター センター長 松田 育代 氏
 (シンポジウム)
  「福祉専門職における防災意識の共有のあり方とは」
   〔シンポジスト〕 
    南富良野町社会福祉協議会 副会長 西山 雅明 氏
    南富良野町社会福祉協議会 社会福祉士 伊賀 未奈 氏
    南富良野町地域包括支援センター センター長 松田 育代 氏
   〔コーディネーター〕
    旭川市社会福祉協議会 地域福祉課 課長補佐 旭 美樹生 氏
支部全体会(総会)           (道北地区支部会員のみ対象となります)
懇親会                  18:30〜

【場所】
旭川市民文化会館 (旭川市7条通9丁目) 2階 第2会議室

【参加費】
無料

未入会(非会員)の方で参加を希望される方は、特に事前のお申し込みは必要ありません(当日受付いたします)ので、当日会場に直接お越しください。詳細につきましては案内文をご覧ください。
セミナー終了後、会費3,500円程度で懇親会を予定しておりますので、こちらについてもぜひご参加ください(こちらは事前のお申し込みが必要ですので案内文をご覧ください)。

↓春季セミナーの案内文はこちらです。
ファイル 225-1.pdf
(PDF)

青年部研修会「あたらしい出会い 社会福祉士の仕事を知ろう!」のお知らせ

道北地区支部で2015年度から実施している、主に若年層や経験年数が少ない方を対象とした通称「青年部活動」の第1回企画の研修会です。春季セミナー同日、5月20日(土)の午前中に、春季セミナーと同会場にて実施いたします。今回、「あたらしい出会い 社会福祉士の仕事を知ろう!」というテーマで、「社会福祉士会ってどんな仲間がいるのか?」「実際どんな仕事をしているのか?」という新しい仲間の悩みなどを解消できる機会となるような研修を予定しております。なかなか知り合う機会の少ない他分野他機関の先輩方と交流を深め、横の関係を作ることができる貴重な機会ですので、是非午後の春季セミナー・懇親会とも万障お繰り合わせの上、ご参加をいただければと思います。
なお、この研修会は社会福祉士会会員でない社会福祉士の方も参加が可能ですので、非会員の方、新規に入会された方、まだ入会して間もない方、まだまだ若手という方など、是非積極的にご参加ください。
内容等詳細は次の案内文をご覧ください。

ファイル 224-1.pdf
(PDFファイル)

第15回高齢者障害者の権利擁護セミナー実施報告

さる3月4日(土)、旭川市大雪クリスタルホール大会議室において、旭川弁護士会高齢者障害者権利委員会、成年後見センター・リーガルサポート旭川支部、日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)、当地区支部の4団体共催にて、第15回高齢者障害者の権利擁護セミナーを開催いたしました。
15回目を迎える今回のセミナーも、旭川を中心に遠方からも多くの方がお越しになり、計125名の参加があり、「安心できる制度 成年後見制度」をテーマに、制度の説明やパネルディスカッションを行いました。
主催4団体を代表して旭川弁護士会より開会の挨拶の後、旭川弁護士会の弁護士石井洋文氏(深川総合法律事務所)から、成年後見制度に関する制度説明として、財産管理を中心に、制度の内容や申し立てについて、図を示しながらわかりやすく説明していただきました。
続いて、権利擁護のための法律相談窓口としての法テラスの活用法などについて、法テラス旭川の常勤弁護士富田佳祐氏より、「まずは法テラスへ相談」。法テラスは、司法にアクセスしやすいことを目的に活動しているため、だれでも気軽に相談できる組織なので是非活用してほしいとの案内がありました。さらに富田氏からは、ご自身の後見活動の体験から利用者の能力の代わりになるのではなく、一部分だけサポートすることが大切で、支援者はそこを考えて支援しなければならないとのお話しがありました。
いったん休憩をはさみ、講演「社会福祉実践の視点からみた専門職後見人への期待」と題して、北海道医療大学大学院看護福祉学研究科 非常勤講師石川秀也氏よりご講演をいただきました。
社会福祉士の後見人は身上監護が中心なこともあり、死後事務などグレーゾーンとなっている部分などの説明がありました。死後の事務は後見のみできることが明確化されましたが、死後には本人の能力に差はないため、ほかの類型でも認められるべきではないかと考える、とのお話しがありました。
そのほか、社会福祉士として行う支援について虐待のケース等の事案を例示しながらの説明や、残されている課題についてのお話しもあり、盛りだくさんの内容でした。
講演に続いて、ななかまど法律事務所の弁護士菅沼和歌子氏、伊藤奈津美司法書士事務所の司法書士伊藤奈津美氏、本会の社会福祉士平川俊彦氏の、それぞれ専門職後見人として活躍されている3名のパネリストをお迎えし、講演でお話しいただいた北海道医療大学大学院看護福祉学研究科 非常勤講師石川秀也氏をコーディネーターとして、「自分らしく生きる ~専門職後見等の活動から~」と題したパネルディスカッションを行いました。
パネリストからは、「支援者や関係者の連携により、本人が本人のためにお金を使えるようにすることが大切。」「日常的にかかわっている人の方が、本人のやりたいことを理解しており、専門職の後見人と他の支援者が協力し、その人らしい生活を支えることが大切。」「本人が自己決定し納得して支援をうけることで、より本人の本人らしい生活が可能になる。」などの意見が発表され、それぞれ専門分野の異なる、各専門職後見人の立場からの意見や活動の実際をお聞きすることができました。どの専門職もその人らしい生活のために活動されており、改めて「自分らしく生きる」を心に活動していかなければ、と気持ちを新たにすることのできるパネルディスカッションとなりました。
セミナー終了後の懇親会には関係団体の会員が多数参加し、各団体の垣根を越え連携を深めるべく夜遅くまで交流が深められました。

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石井洋文弁護士による成年後見制度の制度説明

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富田佳祐弁護士による法テラスの説明

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講演でお話しいただいた石川秀也氏

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パネルディスカッション登壇者の皆さん

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会場の様子

上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、さる2月16日に、旭川市市民活動交流センターCoCoDeにおいて開催いたしました。第23回となる今回のテーマは、『レクは地球を救う』と題し、特定非営利活動法人ゆい・ゆいの野々村雅人氏、野々村裕子氏をお招きしてレクリエーションについての講義と実践を行い、当日は17名の方の参加がありました。実践の中では、『静岡名物お茶だんご』や簡単な引き算等、気軽に楽しめる物から、ラダーゲッターやデッキスティックゲーム等の体験もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。
次回のワーカーズ・サロンは9月に開催を予定しております。皆様お誘いあわせの上での参加をお待ちしております。

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