記事一覧

交流事業「ワーカーズ・サロン」(上川中部地区ブロック活動)のお知らせ

上川中部地区ブロックにおいて、北海道医療ソーシャルワーカー協会北支部などと連携し、研鑽・交流の場となることを目的に2010年度から実施している「ワーカーズ・サロン」ですが、今年度第3回目となる次回の開催案内についてお知らせいたします(社会福祉士会においては上川中部地区ブロック活動としての位置づけ)。上川中部地区の会員を対象としておりますが、同エリアの未入会の社会福祉士の方の参加についても歓迎いたしますので、対象となる方はぜひご参加ください。

次回は2月18日(水)に19:00~21:00の予定で開催されます。今回のテーマは「旭川市における市民後見人の役割と活動について」です。詳細につきましては、添付したPDFファイルをご覧ください。

ファイル 164-1.pdf

道北地区支部秋季セミナー(市民公開セミナー)実施報告

さる10月18日(土)、富良野市総合保健センターにて2014年度の第2回支部全体会・秋季セミナーを開催しました。
秋季セミナーの市民公開セミナーでは、「ギャクタイって他人ごとですか?子ども虐待と支援について考えましょう!」をテーマに、(NPO)北海道児童福祉施設サービス評価機関監事の宮地廸彦氏に講師としてお話しをいただきました。会員のほか、富良野市内の民生児童委員や市民の方々の参加もあり、合わせて42名の参加者がありました。
宮地氏からは、長年児童相談所にてご勤務された経験などに基づき、児童虐待の種類や現状などを図表や写真などを用いてわかりやすく説明していただきました。ご自身がかかわった事例などもご紹介いただき、児童虐待は決して遠い世界の話ではなく、身近に起こり得るということ、早期発見と早期対応が重要ということなどを実感させられました。

ファイル 163-1.jpg
講師の宮地廸彦氏

ファイル 163-2.jpg
会場の様子

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、第15回を6月24日に、第16回を10月22日に、いずれも旭川市の多機能型事業所ファブリカにて開催しました。
6月24日に開催した第15回では、テーマを「これからの地域つくりにとって必要なこととは?」と題して、ケアプラン相談センターあけぼのの大石智也所長(当時)から医療連携推進事業の内容報告をいただき、『共通ツール』についてのグループワークを行いました。世話人含めて30名の参加者がありました。
現在、医療福祉関係者だけではなく様々な職種の方が集まり、新しい地域つくりについて話し合いを行う取り組みが全国各地で行われています。旭川市内でも「医療連携推進委員会」という同じ取り組みが、行政を中心に様々な職能団体の代表が参加して行われており、今回のサロンにおいては、現在の取り組みと、活動の一つである地域における切れ目のない連携を行うためのツールづくりの内容について説明をしていただきました。
また、グループワークを通して、各分野の専門職である参加された方から、より実用的かつ使いやすいツールへの工夫や改善などの貴重な御意見を寄せていただきました。
10月22日に開催した第16回では、「触法精神障害者の社会復帰、地域支援を考えよう!」と題して、旭川保護観察所の社会復帰調整官、江口義則氏を講師にお招きし、医療観察法制度の概要や課題等について学びました。
法律の施行から約10年が経過し、医療観察法について徐々に知られるようになってきましたが、まだまだ地域社会における同法の認知度が低いことや、北海道において指定入院医療機関がいまだ無いことへの問題提起など、参加者同士で活発な意見交換を行うことができました。
法制化直後の社会復帰調整官であるご自身の苦労についても触れていただき、触法精神障害者に対する社会の理解や、退院して社会復帰する際の受け入れ機関がほとんど無い中で、奔走されたご苦労なども知ることができました。
また、江口氏からご紹介いただいた事例をもとにグループワークを行い、チームアプローチや社会復帰期にける地域ネットワークの重要性について、会場となった多機能型事業所ファブリカ(就労支援事業所)の焼きたてパンを食べながら、和やかなフリートークという形でそれぞれの意見を出し合い、ネットワークや考えを深める良い機会となりました。
今後もワーカーズ・サロンの取り組みは継続していく予定ですので、ぜひご参加ください。

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

地域包括支援センター評価シート研修実施報告

さる9月12日(金)、旭川市民文化会館にて「評価シート」活用研修を開催し、21名の方の参加がありました。
当日は、旭川市社会福祉協議会の松林邦昭氏を講師としてお迎えし、講義「評価シートの概要と活用法について」及び演習を行いました。演習では「地域づくりを考える」と題し、グループワークにより地域のニーズの把握と把握したニーズをもとに、地域へのアプローチ方法について、評価シートを活用しながら検討しました。また、ニーズの把握には地域ケア会議の活用が有効であることも確認することができる研修となりました。
地域包括支援センター職員を対象とした研修としては、この他に今年度、3月に「高齢者虐待」に関する研修を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。