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上川北部ブロック活動 権利擁護研修会実施報告

士別市・士別市社会福祉協議会・しべつ福祉会・北海道社会福祉士会道北地区支部が主催となり、10月19日に士別市生涯学習情報センターにおいて、「権利擁護研修会」を開催しました。社会福祉士会としては、上川北部ブロック活動としての開催とし、「基礎から学ぶ『成年後見制度」~権利擁護について幅広く考える~」と題し、北海道社会福祉士会 ぱあとなあ道北代表の平川俊彦氏(会員)にご講演いただきました。
参加者は、一般の方や市内福祉事業所、そしてぱあとなあ登録者や北海道社会福祉士会道北地区支部上川北部ブロック会員等に呼び掛け、74名の参加があり、会場は熱気に包まれました。
講演では、権利擁護に関する基本的な知識や成年後見制度と日常生活自立支援事業の違い、それぞれのメリットデメリットや後見人等の職務や権限の範囲等、複雑な内容をわかりやすく説明いただきました。また、平川氏の豊富な経験の中から事例を出していただき、権利擁護に実際やその有り方等を学びました。
その後、情報交換会、懇親会を行ない、交流が深まりました。
地域の「人が見える」ネットワークをしっかりとつむぎ、今後の士別の福祉を益々盛り上げなければならないと、意を新たにする貴重な機会となりました。

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会場の様子

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講師の平川俊彦氏

上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

さる8月2日(金)、19:00から旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)会議室にて第12回目となるワーカーズ・サロンを開催しました。
テーマを『独立型社会福祉士って何?』と題して、昨年7月より特定非営利活動法人たかす社会福祉士事務所 ばとん を開設されております、代表の西中裕一氏(会員)をお招きして実践報告をしていただきました。
現在、社会福祉士・ソーシャルワーカーの就労先は勤務型(機関型)が多くを占めており、その中で「独立型社会福祉士」が地域におけるソーシャルワーク実践のあり方の一つとして注目されています。実際に独立をされ地域で実践をされている様子をお聞きし、独立型社会福祉士の特徴や期待されている役割、現状、可能性などについて詳しく話をお聞きしました。実践報告の後は質疑を交えながら、将来社会福祉士として独立を考えている方、初めて耳にする方など、相談援助に関わる参加者に、独立型社会福祉士の実践について知っていただく機会にすることができました。